一定加熱・温水循環方式熱応答試験(TRT)技術書
最新の技術書
◎一定加熱・温水循環方式熱応答試験(TRT)技術書 2018年8月版（PDFファイル）
熱応答試験（TRT）は、地中熱ヒートポンプシステムの設計において必要となる地盤の見かけ有効熱伝導率（λａ）と地中熱交換器の熱抵抗を求めるために行われます。地中熱利用促進協会では、TRTにかかる技術的な内容を、「IEA ECES (蓄熱実施協定) ANNEX21(TRT)準拠 ボアホール型地中熱交換器に対する加熱法による熱応答試験の標準試験方法」に準拠して取りまとめました。
本技術書には技術事項とともに省エネ基準適合性判定の際に必要な、TRT装置認定とその認定基準、認定申請手続き等についても記載しています。本技術書は、省エネ基準適合性判定申請の際に準拠すべきものとして国が求める「業界規格」に相当します。
地中熱利用促進協会では、本技術書に基づき、TRT装置認定制度を実施しています。
TRT装置認定制度
2017年4月よりスタートした省エネ基準適合義務化では、設計一次エネルギー消費量を計算する必要があります。地中熱設備の設計一次エネルギー消費量計算にあたりTRTによるλａ値を用いる場合、本技術書に準拠して測定されていなければなりません。TRT装置認定制度は、本技術書に準拠したTRT装置を認定・登録する制度です。
公開履歴
2018年8月
一定加熱・温水循環方式熱応答試験(TRT)技術書 2018年8月版
2017年2月
一定加熱・温水循環方式熱応答試験(TRT)技術書 2017年2月版
2016年12月
一定加熱・温水循環方式熱応答試験(TRT)技術書 2016年12月版