オープンループで良質でない水を使うと、トラブルの原因となります。事前に水の硬度、酸性度および鉄分の含有量などの調査が必要です。良質でない水を使用すると、還元時に井戸の目詰まりが生じ、地下水の還元が困難になることもあります。また、ヒートポンプ内部の熱交換器部にスケールが付着するので、定期的な除去作業が必要となります。
写真は、井戸の取水箇所であるストレーナーです。(東邦地水提供)
井戸内部でカメラを360度回転させて撮影しています。写真の茶色の部分がスケールです。良質でない水の場合には、このようなスケールがヒートプンプ内部にも、付着するので定期的な除去作業が必要になります。