1.開催趣旨
今後10年で世界の食市場は340兆円から680兆円へと倍増が見込まれています。この国内外需要の増加を見込んで、日本の農林水産物や食品の輸出促進といった攻めの農業が注目を集めています。一方、石油価格上昇にともない農業分野もエネルギー問題が深刻化しています。そのため、石油燃焼型の暖房機等に替わって、ヒートポンプ利用が進んできていますが、現在多用されている空気熱源式ヒートポンプは外気温が低下し室外機へ霜が付着すると、デフロスト運転が増え、暖房能力・COPとも低下するといった短所もあります。これに対し、冬期は外気温より高温であり、夏期は外気温よりも低温になる地下水や地中熱を利用する水熱源式ヒートポンプは暖房運転および冷房運転ともにヒートポンプのCOPが高くなり、かつ、暖冷房能力の変動も小さくなると期待され、関心が高まっています。しかし、空気熱源式ヒートポンプに比べると導入例が少なく、導入を検討する上での情報が少ない状況です。
そこで、農業分野での水熱源ヒートポンプの動向について、園芸施設や畜産施設、食品工場等における最新の情報を、これまで先駆的に取り組んで来られた日本の第一線メーカーの皆様に紹介いただき、導入に当たっての考え方や今後の動向について議論します。
2.開催日時: 12月6日(金)14:45〜16:45
3.開催場所: 中央区立環境情報センター
〒104-0031
中央区京橋3-1-1東京スクエアーガーデン6F
京橋環境ステーション内http://eic-chuo.jp/
情報交換会:17:30~19:30:北海道,東京スクエアーガーデン向い 中央区八重洲2-7-12
4.主催:地中熱利用促進協会
後援:農業施設学会
5.プログラム
14:45 – 14:50 開催挨拶 地中熱利用促進協会 理事長 笹田 政克
講演共通タイトル:「導入に当たっての考え方や今後の動向」
14:50 − 15:15 | サイエンス株式会社 | 桑原 克己(予定) |
15:15 − 15:40 | エナーテック株式会社 | 菅原 孝司 |
15:40 − 16:05 | 菱名工業株式会社 | 堀 恒久 |
16:05 − 16:30 | (株)ディンプレックス・ジャパン− | 新宮 靖広 |
16:30 − 16:40 | 全体討論 技術部会長 | 高杉 真司 |
16:40 − 16:45− | 閉会挨拶 農業施設学会 副会長− | 池口 厚男 |
6.参集範囲
地中熱利用促進協会会員,農業施設学会会員,農業関係の都道府県職員,生産者、等
申込は以下の申し込み用紙で 地中熱利用促進協会 までFAX またはメールでお送りください。
(農業施設学会関係の場合) 農業施設学会事業計画担当 奥島 limi@affrc.go.jp Tel:029-838-7594
開催要項・申込書(ワードファイル)
開催要項・申込書(PDFファイル)