対象とする住宅やビルなどで冷暖房に必要とされる熱量を算定してヒートポンプのサイズを決める必要があります。窓のタイプや建物の気密性能、負荷に留意すれば、熱挙動(損失や獲得)が分かります。 ヒートポンプのサイズが適正に設計されれば、一年を通して快適な空間が出来ます。
ヒートポンプ本体の大きさは、たとえば、A社の業務用ヒートポンプ(30馬力)は、幅800mm×奥行1750mm×高さ2250mmです。また、B社の住宅用ヒートポンプ(6kW)は幅780mm×奥行278mm×高さ533mmと、エアコンの室外機程度の大きさです。
写真は商品化されているヒートポンプの一例です。この水冷ビル用マルチ(10馬力)のサイズは890W×890D×1,660Hです。(ゼネラルヒートポンプ工業(株)提供)