当協会は設立20周年を迎えました。
そこで、設立20周年記念シンポジウムをリアル・オンラインのハイブリッド型で開催します。
趣意書
カーボンニュートラルが宣言されてから4年が経ちます。いたるところに太陽光発電パネルや風力発電の風車が設置され、国内のさまざまな風景に自然と溶け込むようになりました。私たちの“違和感”も薄らいできているように思います。これは再生可能エネルギーが日本でも浸透してきたことを意味するものと捉えていますが、未だカーボンニュートラルへ向けては道半ばです。いよいよ再生可能エネルギー「熱」の出番です。
当協会は今年、設立20周年を迎えました。20年前の国内の地中熱ヒートポンプシステム導入件数は約200件、現在は3,200件を超えるほどになりました。海外の地中熱先進国には及びませんが、これまで地中熱に携わられた皆様の地道な努力が実を結んだ結果の賜物です。
近年、海外では省エネの流れから地中熱の地域熱供給への導入が進んでいる情報を耳にします。国内でもその流れを普及の一つの手がかりとして、エネルギー基本計画にも謳われているように「複数の需要家群で熱を面的に融通する」ことで、地中熱の普及拡大を目指すことは十分可能と考えています。
20周年事業では、これまで積み上げてきた活動〈過去〉を振り返りながら、足元〈現在〉をしっかりと認識し、2050年を見据えた次世代の地中熱〈未来〉を考える場とします。具体的には、地中熱に関するこれまでの施策(基本文書や設計基準、ガイドライン、補助金制度、技術開発等)を協会20年の歩みと共に紹介し過去を振り返ります。また、2017年に策定した地中熱ロードマップを今般改定し、内容を紹介いたします。加えて地中熱の専門分野に限らず多方面の分野で活躍されている方々を迎え、「これからの地中熱」と題して、パネル討論を行います。
協会の周年事業ではありますが、脱炭素の取組に関心をお持ちの多くの方々に地中熱の魅力を感じていただける場にしたいと考えております。
開催方法の概要
タイトル:地中熱利用促進協会設立20 周年記念シンポジウム
テーマ: 現在・過去・未来の地中熱利⽤ 普及への取組み
日 時: 2024年10月17 日(木) 13:30~16:30
開催方式:ハイブリッド型 会場参加(定員160名/先着順)・オンライン参加(ZOOMミーティング)
場 所: 千代田区立内幸町ホール
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-5-1 ▶アクセス
対象者:地中熱にご興味のあるすべての方(非会員でも可)
参加費:無料
参加お申込みは▶こちら *お申し込み後の出欠の変更については協会事務局までご連絡ください。
プログラム(予定)
- 1.開会挨拶 13:30~
- 2.来賓挨拶
- 3.基調講演 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) (調整中)
- 4.協会20年の歩み
地中熱利用促進協会 監事:及川 喜代文 事務局長:赤木 誠司 - 5.地中熱利用促進協会ロードマップの紹介
地中熱利用促進協会 理事長 笹田 政克 - 6.パネル討論 これからの地中熱
パネリスト(調整中)
建築設計関係者:
再エネ熱専門家:
⾃治体:
エネルギー評論家:
協会: - 7.閉会 16:30
記念シンポジウム後、懇親会を予定しております。
懇親会概要
場所:アラスカ日本プレスセンター店 ▶アクセス
時間:17:00~
懇親会費:1万円
※次第など詳細は確定次第ご案内いたします。
お問い合せ
特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会 事務局
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-29-20 パシフィックアークビル5階
Tel/Fax:03-3391-7836
E-mail:geohpajs@geohpaj.org