地中熱利用システムという言葉をご存知でしょうか? 地下の温度は一年中ほぼ一定で、夏には気温より低く、冬には気温より高くなります。このことを利用して、効率良く冷暖房や給湯、融雪などを行うのが地中熱利用システムです。消費電力が抑えられて長く使えば経済的である上、エネルギー消費の少ない環境にやさしいシステムで、我が国でも本システムを用いた建物が徐々に増えてきています。
一方、近年の地球温暖化問題や原油の高騰等によって、様々な分野で化石燃料を用いたエネルギーシステムの見直しが進んでいます。
そこで、今回は、住宅以外の新しい地中熱利用に関してお話をうかがいたいと思っています。本シンポジウムでは、実際に身近なところで活用されている地中熱利用として、農業、融雪、プール、温泉熱等にスポットをあててみました。九州大学、北海道大学、東京大学や民間企業から講師をお招きして、5名の講師にご講演をいただき、最後に、講演者をパネラーとして、パネルディスカッションも計画いたしました。地中熱をより多くの方に知っていただき、普及・推進を図るためにシンポジウムを開催いたしますので、皆様、お誘いあわせの上、ご参加ください。なお、講演会終了後には、懇親会も予定しております。ふるってご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
記
日 時 : 平成20年12月19日(金) 10時〜17時(懇親会:17時〜19時)
場 所 : 東京大学生産技術研究所
AN棟2階コンベンションホール
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
交通案内 : 小田急線、千代田線「代々木上原」駅より徒歩12分、
「東北沢」駅より徒歩7分。京王井の頭線「駒場東大前」駅より徒歩
10分。
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html
参加費 : 無料(懇親会:5,000円 ※受付時にお支払い下さい)
主 催 :
NPO法人 地中熱利用促進協会
http://www.geohpaj.org/index.htm
協 賛 : 日本地熱学会 地中熱利用技術専門部会
後 援 : 環境省
内 容 : 下記の通り
定 員 : 150名
申し込み : 添付申込用紙に記入し、メールまたは、FAXにて
お申し込みをお願いいたします。申し込み順にて、
受付をし、定員になり次第、締め切らせて頂きます。
確 認 : 不明な点等があれば、広報企画ワーキング
グループ 高杉または天満までご連絡をお願いいた
します。
高杉 電話 : 03-3920-9971 Fax:03-6760-0309
Email :geohpajs@geohpaj.org
天満 電話 : 029-861-8239 Fax::029-861-8732
Email :geohpajs@geohpaj.org
プログラム(予定)
10:00〜10:05 |
開会挨拶 |
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地中熱利用促進協会 |
10:05〜10:15 |
タイトル未定 |
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環境省 水・大気環境局 地下水・地盤環境室 |
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和田 篤也 |
10:15〜11:15 |
温泉排湯熱利用ヒートポンプシステム |
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ゼネラルヒートポンプ工業(株) 柴 芳郎 |
11:15〜11:45 |
地中熱ヒートポンプのプールへの適用例 |
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ミサワ環境技術(株) 森山 和馬 |
11:45〜13:10 |
昼食 |
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13:10〜14:10 |
地中熱利用によるゼロエネルギー融雪槽 |
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北海道大学 長野 克則 |
14:10〜15:10 |
農業ハウスにおける実施例 |
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九州大学 藤井 光 |
15:10〜16:10 |
地下水循環型空水冷ハイブリッドヒートポンプシステムの研究開発 |
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東京大学 大岡 龍三 |
16:10〜16:20 |
休憩 |
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16:20〜16:55 |
パネルディスカッション パネラー(講演者) |
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総合司会 産総研 天満 則夫 |
16:55〜17:00 |
閉会挨拶 |
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地中熱利用促進協会 |
17:00〜19:00 |
懇親会(会費:5,000円) |
※発表内容・演題は変更になることがあります。
平成20年12月19日参加申込書(regist.doc)(401kB)
キャンパスへの地図
キャンパス内配置図
交通案内