地中熱利用システムという言葉をご存知でしょうか?地下の温度は一年中ほぼ一定で、夏には気温より低く、冬には気温より高くなります。このことを利用して、効率良く冷暖房や給湯、融雪などを行うのが地中熱利用システムです。消費電力が抑えられて長く使えば経済的である上、エネルギー消費を減らして環境にやさしいシステムで、ヒートアイランド現象緩和にも効果が期待されています。
本年は、洞爺湖サミットも開催され、世界的にCO2削減が課題となっています。そこで、地中熱利用がどの程度CO2削減に貢献できるか、世界の実情はどうかについてお話をうかがいたいと思っています。
10月8日に開催するシンポジウムでは、講演内容を次ページに示しましたように、5人の講師からご講演をいただき、最後に、講演者をパネラーとして、パネルディスカッションも計画いたしました。
地中熱をより多くの方に知っていただき、普及・推進を図るためにシンポジウムを開催いたしますので、皆様、お誘いあわせの上、ご参加ください。
記
日時 : 平成20年10月8日(水) 10時〜17時
場所 : 東京大学生産技術研究所
An棟2階コンベンションホール
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/organization/organization.html
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
交通案内 : 小田急線、千代田線「代々木上原」駅より徒歩12分
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html
対象 : 会員並びに一般市民
参加費 : 無料
主催 :
NPO法人 地中熱利用促進協会
http://www.geohpaj.org/index.htm
協賛 : 日本地熱学会 地中熱利用技術専門部会
後援 : 環境省
内容 : 下記の通り
定員 : 150名
申し込み : 添付申込用紙に記入し、メールまたは、FAXにて
お申し込みをお願いいたします。申し込み順にて、
受付をし、定員になり次第、締め切らせて頂きます。
確認 : 内容などに関しましては、広報企画ワーキング
グループ 高杉または天満までご連絡をお願いいた
します。
シンポジウム内容(予定)
10:00〜10:05 |
開会挨拶 |
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地中熱利用促進協会 |
10:05〜10:15 |
地中熱について(仮題) |
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環境省 和田 篤也 |
------------- 海外と日本の地中熱利用の実態 ----------------
10:15〜11:15 |
海外における地中熱の現状 |
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北海道大学 長野 克則 |
11:15〜12:15 |
関東地方における地中熱利用システムの普及状況と課題(仮題) |
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東京大学 大岡 龍三 |
12:15〜13:15 |
昼食 |
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13:15〜14:15 |
韓国における地熱エネルギーシステムの普及状況 |
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韓国海洋大学 黄 光一 |
14:15〜14:25 |
休憩 |
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------------- 実測データに基づくCO2削減 ----------------
14:25〜15:25 |
条件有利地域における地中熱利用システムの運転実績 −福島県天栄村湯本へき地保育所での事例− |
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東北大学 新妻 弘明 |
15:25〜16:25 |
秋田県市立山王中学での地中熱ヒートポンプ運転実績 |
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三菱マテリアルテクノ(株) 石上 孝 |
16:25〜16:35 |
休憩 |
16:35〜16:55 |
パネルディスカッション パネラー(講演者) |
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総合司会 産総研 天満 則夫 |
16:55〜17:00 |
閉会挨拶 |
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地中熱利用促進協会 |
注) 内容などに関しましては、広報企画ワーキンググループ 高杉または天満までご連絡をお願いいたします。
高杉 電話: 03-3920-9971 Fax:03-6760-0309
Email :geohpajs@geohpaj.org
天満 電話: 029-861-8239 Fax::029-861-8732
Email :geohpajs@geohpaj.org
平成20年10月8日参加申込書(regist.doc)(400kB)
キャンパスへの地図
キャンパス内配置図
交通案内